カーボンフレームを予約した
念願だったカーボンフレームの購入を決めました。2011年にニローネを買ってからずっとアルミロードに乗り続け、昨年自転車学校で作ったクロモリミニベロは現在通勤で使い…と来てついにカーボンフレームの選定を終え予約しました。
WilierのCento.SRやCARRERAのPHIBRA、COLNAGOのCONCEPTにBianchiのOltreXR4にPINARELLO GAN RSなど、つくばに越してきた3月以降ずっと悩んでいたんですがようやく決めることが出来ました。
当初考えていたのはエンデュランス系軽量ロードです。つくばに来てから割と坂道に行くことが増えたというのと、北上するとアップダウンルートが多いので楽にクリアすることが目的というのと、ハイプロファイル・ロープロファイル関係なく見た目的な意味でウィールを選びやすいから。エアロフレームだとどうしてもハイプロファイルリムの方がカッコよく見えますからね。
職場の上司にも相談し、悩みに悩んだ結果選んだメーカーは…TIMEです!
まさかのTIMEです。いつかは、と思っていましたけどまさか3台目でTIMEに乗ることになるとは考えていませんでした。理由は、おそらく現状販売されているフレームの中ではトップクラスの剛性を誇るからです。正直ロングをやるには完全にオーバースペックなので価格を落としていいウィールを買う方が良かったんですが、今の年齢のうちに最高峰フレームを経験しておくべきというアドバイスをいただいたからです。自転車は他のスポーツと違って直接足で走ることはないためあんまり年齢は関係ありません。僕のように20代でも遅い人もいれば年齢が高くても速い人・たくさん走れる人はいくらでもいます。でも、筋肉は別。加齢により踏める・踏めないというのは変わってきてしまうので、要は若いうちにその感覚を養っておこうというのが目的です。
ここまで来たらフレームモデルは分かりますね?中途半端なグレードを買っても仕方がないので選んだモデルはSCYLONです。
カラーリングはレーシングファクトリー。このカラーリングはSCYLONにしかないカラーリングでIZONなどにはないためコレにしました。フレーム仕様はシートポスト・クラシックフォークです。アクティブフォークも気になりましたが、クラシックフォークの方がTIMEらしい乗り味のようなのでこちらに。
最近SKYLONとSCYLONを見比べる機会があり比べてみたんですが、ぶっちゃけ見た目は全く変わりません。トップチューブロゴが変わるかなぁってくらい…。でもBB剛性・ねじれ剛性はそれぞれ上昇しているとか。
いや、ホント正直身に余るスペックなので乗りこなす自身なんてありませんハイ。
SKYLONから登場したTIMEのエアロフレームはかなり賛否両論あると思います。VXRSのようなオーソドックスなダイアモンドカーボンフレームが往年の名フレームとなってきているTIMEに2015年から登場したエアロフレームなので、古くからTIMEを愛する人からしたら「コレは違う」って鳴る人もいるようです。でもTIMEって革新的なフレームメーカーだと思っているので個人的には何の不思議もありません。
仕事的な要素も込みで選んでいますが、カッコイイからそれでOK!
コンポーネントはこれまたオーバースペックな予感しかしていませんが、新型Dura-AceR9100Di2の予定。これも割と仕事的な都合ですが。クランクセットはEASTONのカーボンクランクセットです。
これはもう完全に見た目。興味本位。以上。
ハンドルやらサドルやらは今使っているものと同じものにする予定です。ハンドルはFSAのK-Forceコンパクトを使っていますが、もうちょっとドロップの小さいハンドルでもいいかな。EASTONのEC90SLXあたりが良さそうです。
エアロハンドルはあまり興味ないのでカーボンラウンドハンドルにします。
ここまで来て迷っているのがそう、ウィーールです。
フランスメーカーのTIMEなのでフランスメーカーまたはヨーロッパメーカーというところで候補が
- MAVIC…Cosmic Pro Carbon SL TU
- CORIMA…CORIMA32mm"S+"
- Campagnolo…BORA ONE35 TU
安定ならカンパかMAVICなんでしょうけど物珍しさで割とCORIMAを推したいところ…でもどうやらハブがあまりよくないらしく。CORIMA使ったことある人教えて!
順調にいけば春のGSRカップか5月のもてぎでデビュー予定です。いやあ楽しみだなぁ。お財布が大変なことになりそうだけどね…。
そういえばちょこちょことパーツを追加したり変えたり。
ご無沙汰しております。
夏だなぁなんて思っていたら突然秋が来てあっという間に秋が去って行ったような気がします。つくば寒い。寒いの苦手なのに今までで一番北側に住んでいます。
大きなパーツ変更などはしていないんですが、ちょこちょこっと変えているので簡単にインプレします。
タイヤ
たぶん今年変えた中で最も影響が大きかったパーツです。
つくばに越してきてからタイヤをいくつか使ってみました。
現在はミシュランのパワーコンペティション23cを使っています。

ミシュラン(MICHELIN) POWER COMP パワー コンプ BLK 700×23C タイヤ 2057030080883
- 出版社/メーカー: MICHELIN
- メディア: その他
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このタイヤはミシュランの人気シリーズPRO4を軽く超える性能を持つタイヤで、コンペ系タイヤでは最強なんじゃないかなぁって思っています。
PRO4は軽さでパワーに勝りますが、路面抵抗の"軽さ"はダントツでパワーの方が低く、例えるならクリンチャータイヤでありながらチューブレスタイヤのような感触があります。なのにウェット時ドライ時ともに高いグリップ性能を誇る意味不明のタイヤです。ホント高性能すぎて意味不明。大したものを使ってきたわけではないですが、少なくとも僕が今までに履いたことのあるタイヤの中ではダントツに走りが良いです。交換してからたぶん2000㎞弱ですが、今のところタイヤトラブルはありません。
ロングライド勢は避けがちな気がしますが、コイツは使う価値大いにアリです。だって楽だもん。路面抵抗が少ないってことはより少ない力で長い距離を走れるってこと。レースタイヤかもしれないですが、ロングライドでも使えますってか使ってみて!
BB
シマノBBR60BSAからTOKENのTK877へ。
コレにした理由はたまたまあったからってのとカラーリングです。
BBR60に変えて「あっ軽い」って最初に思った時の感覚がずっと続いてくれている感覚はあります。
コイツのせいではないと思いますが、ちょっと前までケイデンス90で回していたのが最近は100オーバーが多いです。グルグル回せ!!
ペダル
PD-5700からPD-6800へ。
カーボンボディで軽量化じゃ!
現行の105ペダルと6800ペダルではシャフトとベアリング、クリートスプリングくらいの違いなので、どちらを選ぶかは見た目と予算次第でしょう。デュラペダルはペダル面の高さが全然違うのでポジションを変えてあげないとたぶん体がダメになるのでコンポに合わせて6800にしました。
前にLOOK KEO2にしたいって言いましたが、カーボンスプリングを折るのが怖いチキンなので耐久性が高く慣れ親しんだシマノペダルにしました。
今のところはこんな感じです。
これから先ですが、現段階では12月にEASTONのカーボンクランクをインストールする予定なのでそれに合わせてBBもまた変えます。たしかシャフト軸が30mmなので変えなきゃ付けられない奴です。
あとは、メインコンポをSRAM eTapにするかDura-Ace R9100にするかで激迷い中。eTapはシマノパーツと合わせて使えるので交換は楽だしシフト速度的にはシマノアルテグラレベルのようなので、現状とあまり変わらない感覚で使えそう。
ディレイラーバッテリーの持ち時間が気になるけど日帰りロングライド程度ならまったくの無問題。懸念されていた混線や、電車や発電所などによる電波干渉もありません。今後ソフトウェアアップデートによってダブルタップレバーの左右機能を入れ替えることが出来るようになるので、そうすればより直感的な操作が可能になります。
Dura-Aceに関しては新しいディレイラーとクランクが気になりますね。
仕事先に最近入ってきたのでマジマジと観察したんですが、見た目を除けばさすがシマノという仕事。見た目は9000系デュラの方が好きって人多いんじゃないかな。クランクアームもいくらなんでも太くしすぎィ!フロントディレイラーに関しては調整ボルトがFD自体に付き調整が楽になったかと思いきや、初期伸びは取れないので結局あじゃスターをかましてあげた方がいい感じ。というかあのワイヤー固定方法何とかして!
さぁてどうしようかなぁ。
明日から夏休みなので休み前にフルオーバーホールしてた。 #bianchi #nirone7 #ffwd #f2A #ultegra #FORTUNA #ろんぐらいだぁす
BBだけピンクにしたけど他はほぼ赤で統一。ついでにヘッドキャップも変えてみたら雰囲気変わったので早く走りに行って自慢したい
富士登山 用具編
お久しぶりです。
9日から勤務先が夏休みに入ったので富士登山に行ってきました。
1年に1回富士登山をしているんですが昨年は休みが取れなかったので2年ぶりの富士登山です。今まで富士吉田ルート五合目からの定番富士登山でしたが今回は富士吉田ルート一合目のからの登山です。
たぶんかなり長くなるので今回は用具編です。
◻︎準備
今回は時間と資金に余裕があったので今まで妥協してきたものを一通り揃えました。全てショップで購入したんですがこの時期だとどこもセールをしているので価格を抑えて揃えることが出来ます。神保町の山道具屋さんで揃えたんですが、ショップが集まっている地域ならどこかしら在庫はあるのでサイズなども揃えやすいです。
◯シューズ
前回登った時はトレイルランニングシューズでした。登りはまぁいいんですが、降りでとにかく疲れるので今回はトレッキングシューズを用意。
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[グランドキング] Grandking GK68-02M 0011682 104 (チャコール/27.5)
- 出版社/メーカー: Grandking(グランドキング)
- メディア: ウェア&シューズ
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セール価格13,000円くらいで購入。実際使ってみてトレランシューズとの差は歴然でした。ソールの硬さが違うので岩場も砂利道も歩きやすいです。某店に行ったところ両足800g級のトレッキングシューズを勧められまくったんですがそんなの重たすぎて疲れるので重さも気にしつつ選びます。
◯レインウェア
レインジャケットは迷いに迷った結果、phenixのレインジャケットにしました。Gore-Texがいいんでしょうけど、なにぶんとても高く手を出しにくいのでメーカー独自の浸透素材を使っているものから探しました。決め手はデザインです。独自の「DRY-VENT-S」が使用されており3レイヤーの浸透防水ジャケットとして申し分ない性能です。脇に通風口がないのが唯一の欠点ですが、見た目と基本性能が良ければ全て良し!30%オフで1,9000円くらいでした。
アンダーウェアですが、今回は天気が良さそうだったので用意しませんでした。下山時に若干天気が崩れましたが歩いていれば暑いくらいでしたので結果的にも良かったかなと。本来であれば揃えておいたほうが良いので来年の登山時に揃えます。
◯トレッキングポール
今まで一切使っていませんでしたが、今回は距離が長いので念のため用意した程度だったんですが、なかったらかなり危うかったかもしれません。
L-Breathで2本6000円のセールをしていたのでそれを購入。アルミ製でショックアブソーバーつきのものを選びました。重さはたぶん200g前後なので7000番アルミのポールやカーボンポールと比べると重たいですが気になるレベルではありません。ショックアブソーバーの必要性は人によると思います。僕は終始気になりました。登りは岩場が多いのでしっかりとぽーるをつきたい場面が多くショックアブソーバーによって1発で地面をつかめず、降りでは効きすぎてやっぱり体を支えにくかったです。
ポールとしては本当にあって良かったと思います。とにかく長いので足の疲労を軽減させる効果は実感できました!ただ、ポールをつき過ぎて腕と肩はかなり疲れました。
◯ヘッドライト
深夜からの登山なのでライトはないと困ります。手持ちライトも良いですが、上記ポールを使う可能性を想定してヘッドライトにしました。

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) コズモ BD81047 マットブラック
- 出版社/メーカー: BlackDiamond(ブラックダイヤモンド)
- メディア: スポーツ用品
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友人がBlack Diamondを使っているということだったのでこれにしました。
明るさとしてはだいたい3m先の環境把握を確実に行えるレベルです。照射の明るさ、角度を調節でき便利。緊急時には赤点灯させることで救難信号としても使えます。
1つだけ困ったのが虫です。蛾の類がとにかくライトめがけて突進してきます。ようは顔に向かって突っ込んでくるので非常に鬱陶しいです。ただ、避けようがないので我慢ですね…。手にはポールを持つわけなので手持ちライトは持てませんし点灯した時に手をつきにくくなりますし。
◯サングラス
サングラスは前から持っているものを使用しました。オークリーのraderlock偏光レンズ度なしです。
僕は普段メガネ族なので自転車に乗るときも基本的にメガネのままです。レンズに度を入れていないので自転車走行の時は怖くて使っていませんでした。富士登山でもとりあえず持っていこう程度でしたが六合目以降の登りはずっと使いました。両眼視力0.03くらいの近視なんですが、ポールのおかげもあって景色を見られない以外問題はありませんでした。とにかく目が楽!登山日はかなり天気が良かったので目を保護することができました。でもやっぱり度入りレンズを欲しくなったので来年は揃えようと思います。
◯ゲイター
前回の富士登山時、下山で使用したところ、シューズのアウトソールに回すベルトが引きちぎれたのでこんかいはちょっといいものをと思って4,000円くらいのGore-Texのものを買いました。が!!下山時にまたも同じベルトが切れました!!これはもうゲキオコでした!
ただ今回は生地が厚くバタつかなかったのでベルトが切れた後も砂利はほぼ入ってきませんでした。たぶん来年も同じものを使います。
◯補給食
仕事柄いろんな補給食を食べていたので今回はは美味しいものと効果の高いものを中心に選びました。
・ドリンク剤

グリコ パワープロダクション CCD エネルギー&水分補給 ハイポトニック粉末ドリンク 500ml用 1袋 (45.0g) 10袋入り
- 出版社/メーカー: 江崎グリコ
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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定番のドリンク剤です。エネルギー補充と水分補給効果が高く美味しいです。今回はこれをハイドレーション2Lに2袋溶かしこみ飲みました。1袋500ml分ですが味が濃いので2袋のみ。エネルギー補給には別のものを使います。
続いてはこちら。
これは脚攣りや高山病予防の効果を期待できるミネラル、マグネシウムを効果的に補給できるものです。マグネシウム摂取時にはカルシウムを同時摂取するとマグネシウムの吸収率を高めてくれるんですが、そのカルシウムやカリウムがしっかりと含まれています。
使い方が重要で登山中に飲んでもすぐには吸収されないので前日の寝る前に1袋を水に溶かし飲んで寝ます。当日朝起きたらもう1袋分を飲んでおくといいですよ。
値段は高いですが効果もかなり高いです。自転車でロングライドする時に飲んでいるんですが、効果がかなり高いのでいつも以上に走れてしまう代物です。
・補給食
エネルギー補給にはこの2つを使いました。ようかんはスポーツ時の定番補給食ですが、これをただのようかんと思うなかれ。ようかんとは名ばかりで味はそれぞれチョコレート味とホワイトチョコベースの抹茶味です。食感はようかんのそれです。とにかく美味しく効率的にエネルギー補給をできるので超絶オススメです。
補給食2つめはこれ。
気付けです。エネルギー系補給食ですがカフェインが含まれているのでここぞという時や頭をすっきりさせたい時にオススメです。メイタンの同シリーズの中で確か最もカフェイン含有量が多いので高い効果を期待できます。
問題は味ですが食感はプルーンエキスで梅ペーストにカフェインをグリグリとねじ込んだような味なので好き嫌いがはっきりしやすく、僕の友人もダメということでした。
3つめはこれ。
ドリンク剤でご紹介したマグオンのジェルバージョンです。これは脚が本当にヤバイ!攣りそう!という時のために用意しました。濃縮グレープフルーツ味で疲れた時でもしっかり味がわかります。
メインは以上で、他にエネルギー補給ゼリーとビタミン補給ゼリーと塩飴を用意しました。たぶん今回の荷物の中でかなり比重を置いていたので重さも重くなってしまいました笑
◯食料、水
食料はコンビニサイズのおにぎり10個のみです。行きで5つ消費し、下山時に1つ消費しました。困ったら山小屋で買い足そうと思っていたんですが余りましたがたぶんこのくらいが丁度いいです。余ったら誰かにあげられるので足りないよりかマシです。
水分はハイドレーション2Lと水500mlのみです。ハイドレーションは通常補給用、水は手洗いや怪我の時の治療用です。ハイドレーションはひと息でたくさん吸えないのでこまめに補給する必要がありますが、飲みすぎないのでこれで十分でした。
◯睡眠
一番重要です。
とにかくしっかり寝ましょう!
今回は深夜スタートだったので前日昼間に寝ておいたんですが睡眠時間調整がうまくいかず睡眠不足状態で登山を開始しました。その結果、ダウンはしませんでしたが四合目で仮眠をとることになりました。そのあとは問題なく進むことができたのでホント睡眠は重要です。
今回はお金がかかってしまいましたが睡眠以外の準備はしっかりできたので無事に帰ってくることができました。今までなんで軽装備登山していたんだろうってくらい楽に登山することはできたので大切な部分ですね。
ご参考まで。